くらしのセゾンの追い焚き配管クリーニングを頼んでみた【追い焚き配管クリーニング体験談】

今回は午前9時から依頼しました。定刻にチャイムが鳴り、ユニフォームを着た 作業スタッフ1名が来訪しました。スタッフの方は作業車で来ていましたが、敷地内に 駐車スペースがないため、家の近くのコインパーキングに駐車してもらいました。 持参したアルコールで手指消毒をして、スリッパも持参されていてマナー・感染対策が行き届いていると感じました。スタッフの名前を書いた名刺もいただきました。

本日の作業の流れ、注意事項の説明がありました。場合によっては汚れが完全に落ちないこ とがある旨も説明があり、了承しました。ガスの追い焚きの場合は、作業スタッフの方が来 る前に湯船にお湯をためておかなくていいそうです。動作確認も含めてお湯をはるところ から始めます。洗浄のために機械を使用するため、電源の提供が必要でした。今回は洗面所 にあるコンセントを利用してもらいました。

今回は雑菌や汚れを数値化できる「ATP検査」のオプションをつけました。追い焚き口の 配管側面をこすり取り専用の検査器にかけると、10秒程度で結果が出て「3,310」という値 でした。

お湯をためたら洗浄作業が始まりました。追い焚き機能を使って洗剤を吸い上げさせ、配管内の汚れを浮かせます。そして、マイクロバブルという微粒子の泡を発生させる機械を投入。汚れのふやかしを促進させるそうです。30分程浸け置をした後、たし湯で汚れを一気に外へ押し出すと、汚れが付着した茶色の泡が出てきました。これが配管内に溜まった汚れの正体です。配管にこんな汚れがついた状態で、毎日利用していたかと思うとぞっとしました。

お湯を抜き、浴槽をスポンジで手洗いします。追い焚き配管口はブラシを使い手の届く範囲 を磨いていました。水で洗い流したら。再度お湯はりと追い焚きを織り交ぜながら、すすぎ 作業をします。この段階で茶色の汚れが出る場合は、配管内に汚れが残っているため、再度 「④洗浄作業」の工程をおこない、汚れが出なくなるまで繰り返しおこなうとのことでした。 今回は汚れが出ず、配管内がきれいなことが確認できたため、洗浄作業に戻らず、 再度すすぎ作業をおこないました。

再び追い焚き口の配管側面をこすり取り専用の検査器にかけると、10秒程度で結果が出て 「7」という値でした。スタッフの方も「久しぶりに1ケタ台の数値を見た」とのことで、雑菌や汚れが作業前より減少したことが確認できて安心しました。

最後にもう1度、浴槽を手で洗い上げ、壁、浴槽、床まで乾拭きしてすべての作業が終了しました。スタッフが退出したのは午前11時前、所要時間は約2時間でした。